シティサーファーと住まいについて

TAKE OFF THE SUITS

~海でも街でもスーツは着ます~

by 9GATES

#1

(Blue. 70号／誌面連動コラム)

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コラム第一回目ということで先ずは自己紹介から。僕は東京に住み、東京で働く福岡出身の41歳。マンションを企画・販売・管理する会社を経営しています。よく行くサーフポイントは千葉北、出張ついでに福岡や宮崎で入ったりもします。海外にトリップすることも多くて、カリフォルニアやハワイ、オーストラリアはお気に入り。バリやロンボク、モルディブなどいろいろなポイントに行きました。このコラムではサーファーと住まいの関係や日本と海外で出会ったサーファーのライフスタイル、ビジネスとサーフィンの関係など、サーファーのオンとオフについてご紹介していきます。

東京をベースに仕事をしているのですが、ずっと東京に居ると東京で働くための住まいや空間に頭が偏りがちになってしまいます。そのため、クリエイティブな打ち合わせやコンセプトづくりなどは、東京を離れて福岡の拠点「 Co-work&Share.H （コワーキングスペースとシェアオフィス、ホテルが融合した場所）」や宮崎でやるようにしています。

働く環境を変えるって誰でもできる訳ではないですけど、 10年ほど前に比べて随分働く環境を選べるようになったと思います。以前はＰＣもデスクトップだったのでメールを確認するためにわざわざ会社に行ったものです。コピーとかファックスとか固定電話とか、会社をベースにしないと出来ない仕事が大半でしたが、今ではタブレットやスマートフォンがあればどこでも仕事が出来ちゃいますよね。ちなみに、このコラムを書いているのは宮崎から東京に戻る機内です。今回の宮崎出張は東京で出会ったキャスト（僕の会社ではお客様＝物件オーナーのことを“キャスト”と呼びます）が宮崎にヴィンテージな建物を購入したので、そのリメイクの打ち合わせでした。この方もウチの会社のサーフイベントをきっかけにサーフィンにはまった一人で、今ではすっかりサーフィンの虜に。打ち合わせをしたその足で、もちろん一緒に海に向かいました。波はそこそこだったものの、寒くてサボっていたせいかハードに感じました。

海あがりには宮崎のローカルフード“にくてん”を食べに陸のシークレットポイントへ！コテコテのソースの味と少し多めにかけた一味がより一層ビールをうまくするんです。地元の“鳥炭火太一”のオーナータケさんに連れて行ってもらって以来の大ファン。おススメは焼き麺のうどんそばミックスと肉天の卵入り。住宅の一階にある本当のローカルフードです。

その後、うたた寝をしてからコンビニに行ってクラウドから資料をプリントアウト。図面を見たりパースチェックをしたり文章の校正もします。タブレットとかＰＣだとなんとなくしっくりこなくて、こればかりは紙と赤ペンでやっています。僕がサラリーマンになりたての頃から考えると、コンビニのコピー機にデータを送って現地でプリントできるなんてすごい進歩です。

品川区南大井に RESTIR SURF SIDE とコラボした“ Log Shinagawa Surfside ”が完成しました。 「都会にいながら海を感じることができるマンション」をコンセプトにしています。首都高入口からすぐの場所なので千葉方面にも湘南方面にもアクセス抜群。朝イチ海に出かけて昼ごろ帰ってきて、ゆっくりランチ。僕のアフターサーフは餃子とビールが鉄板なんですけど、近くに渋めの中華屋さんがあったりとサーフィンライフを満喫できる環境が整っています。こちらは即完売の満室御礼でした。RESTAIR SURF SIDEのデザイン性や立地の優位性など、多くの人に海を感じる暮らしを体験して頂けることを嬉しく思っています。

次号以降も住まいやフードなんか交えながらサーフ・ライフスタイルについてお話しして行きますね。

持田 智之
株式会社9GATES 代表取締役
1976年福岡県生まれ。不動産業界でトップセールスマンとして活躍し、 2005年に上京。2009年に「9GATES」を設立。「劇的な生き方を」というミッションを旗印に掲げ、現在はマンション開発やリノベーション事業の他、ライフスタイルプロデュースなど、不動産というハードにとらわれない事業を展開している。趣味はサーフィン、トライアスロン、料理。

＞＞コラム第2回 東海岸に学ぶサーファーズハウス

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• date : Mar 12, 2018

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