Tags
Blue Surf Club 021
2000km走ったので身体を再計測してみる
2020年が始まってからの6か月間で、ランニングの距離が気づけば1000km(平均で約170km/月)を越えていました。
2019年はだいたい月100~120kmほどだったので、1年で約1200~1500km。走り始めたのは2018年10月ですが、2018年分を抜きしても2000㎞以上は走ったことになります。自分でもまったく想像してなかった領域です笑。
じゃあ、人間の身体は2000km走るとどう変わるのか?
ってことで、身体を採寸してみました。
というのも、じつは先日サーフィン中にウエットスーツをフィンに引っ掛けて穴を空けてしまいまして、リペアに出すためウエットスーツ・ブランド「AXXE CLASSIC」のファクトリーへ行ってきたのです。
ウエットスーツはオーダー時に身体のあちこちを採寸するので、過去の自分の身体データがストックされています。なので、リペアがてら自分の身体をあらためて採寸してもらい、以前とどのくらい変化があったのかを比較してみようかなと。
で、その結果が以下。
【走る前と2000km走った身体の差】
◎体重 -11kg( #004 )
◎体脂肪 -8%
◎首 -2cm
◎上腕 -3cm
◎手首 -1cm
◎胸囲 -6cm
◎ウエスト -8cm
◎お尻 -6cm
◎太もも -3cm
◎ふくらはぎ -1cm
ざっくりこんな結果です。
ちなみに現在の体重は67kg、体脂肪率12~13%(身長179㎝)。どちらの数値もここ半年ほど大きく変化していません。
それにしても首や手首って絞れるものなんですね……自分で笑ってしまいました。
計測時は何度も目を疑い「あれ? 計測まちがえてない? もういちど計ってみようか……」などと言いながら、数え切れないほど多くの体を採寸してきたプロフェッショナルに繰り返し確かめてもらったので、数字は正確です。
ウエスト8cm減、お尻が6cm減。ともに2インチ(1inch=2.54cm)以上小さくなっているので、走る以前のパンツはすべてボタンをはめたまま降ろせます。それはいいとして、ベルトをしないボードショーツがオーバーサイズとなりほぼ全滅……これはけっこう困りましたが、まぁうれしい悲鳴ですよね。
(先日のサーフショット。以前は腰痛のため、テイクオフの際に中腰の姿勢をとりづらくて無意識にしゃがみがちだったんですが、現在は楽に姿勢を保てています。また、減量もありテイクオフが速くスムースになったおかげで、じっくりラインを確認でき、必然的にライディングに余裕が生まれます。サーフィンはテイクオフがコンマ何秒速くなるだけで別世界になるもの。photo by Junji Kumano)
引き締まるのは下半身だけじゃない
トータル的には、鍛えてきた足の数値は脂肪が落ちて細くはなったものの劇的には変わらず(ただし見た目はそうとう変わりました)、脂肪がたまりやすい二の腕、おなか、お尻、顔まわりがギューっと絞られた感じです。
書いておきたいのは、腕が細くなったからと言って筋力が落ちたわけではないこと。走るって驚くほど腕を使うもので、長い距離を走ると腕がすごく疲れます。初めて30km走ったときなどは腕が若干筋肉痛になったほどです。
足を動かす回数が1万回なら、腕を振る回数も1万回。ストライドが1歩=1m程度とすると、1000m走れば1000回。10km走ったら1万回。2000kmだと1000回×2000km=200万回! 腕を振っているんです。インナーマッスルに効く超低負荷の筋トレみたいなものかな、と。
僕の場合、1回のランニングの平均距離がざっくり10kmほどなので、それだけで1万回連続して腕を振ります。個人的には50回腕立て伏せをするより、パドリングに必要な筋持久力をキープできるのでは? と思うのですが、どうなんでしょうね。
とりあえず、現時点で腕が細くなった分(-3cm)はたぷたぷだった二の腕の脂肪が大半だと思います。見た目が大きく変わったと実感している部位のひとつです。
同様に、走っているときにお腹を触るとよく分かりますが、腹筋も足を1歩動かすたびに連動して収縮しますので、当然締まってきますよ。
(2020年現在です。「筋トレはあえてしない(#009)」と書きましたが、もともと体格がいい方でなのでまったく痩せて見えません笑。とりあえずサーフィンでもランニングでも、なくてもいい筋肉は削ぎ落したいので引き続き筋トレはナシで。photo by Junji Kumano)
20代の自分を越えられるか?
「40代で20代の自分を越える」ことを大きな目標のひとつ(#001)に掲げていますが、体型と体重は20代前半の頃と同レベルになりました。ただし体脂肪率は当時10%前後で、現在は13%くらいなのでもう一歩。瞬発力や跳躍力はぜんぜん及びませんが、持久力はけっこう迫ってきたのかな。
サーフィンにもいい効果がたくさん実感できているので、このまま継続して3000km、4000kmとなったら、あらためて考察してみたいなと思っています。走り始めて1年10ヵ月、なんか、思ったより続いてます。
Recently
ガーミン・インスティンクト タイドで計測しはじめてから( #006 )僕の身体は大きく進歩しました。感覚だけじゃなく、数値として自分のコンディションやパフォーマンス・レベルを把握・記録できるのは本当に有意義です。成長も課題も一目瞭然なので、次なる目標を定めやすいですよ。
つづく(はず)
Y.Toida / Chief editor of Blue. magazine.
★
Blue. Surf Club
目次&パーソナルデータまとめ
http://www.blue-mag.com/wp/diary/bsc000/
★
【I.W.HARPER】I’M HARPER 宮坂麻衣子
Oct 29, 2024
【PHILOSOPHIES】ショップオーナー&アイコンたちのマイ・フィロソフィ
Oct 27, 2024
「カスタマーへのアドバイスは、経験から導き出された確かな答え」 ── 大瀧宣幸(NEW EVOLUTION SURF)
Oct 15, 2024
Copyright © BLUE.ALL RIGHT RESERVED.