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THE CONVEX #05: ウッドのフェンスで妄想が急加速!

THE CONVEX  #05: ウッドのフェンスで妄想が急加速!

THE CONVEX by 80PROJECT
第5回:ウッドのフェンスで妄想が急加速!

正直なところ、これまでは敷地内外の風景が広すぎて、なかなか具体的なイメージが湧かなかったシゲさん(市東重明)とBlue.チーム。しかしご覧の通りついにウッドフェンスが設置され、敷地のカタチが鮮明に! 巨大コンテナに続き今回はキャンパーも到着。こうなると、がぜん妄想が加速するわけです。

入り口にあたる位置からの眺め。ウッドのフェンスが入って土地全体のアウトラインがくっきり。キャンパーもついに入庫した。左手には前回紹介した24フィートの特大コンテナ

市東 おー、進んだねぇ。広さが具体的にわかって一気にイメージが湧く。キャンパーもついに到着したんだ。

石川 内装はまだ手つかずですが。敷地の構成次第で、キャンパーの役割を見定めてから作り込もうと思っています。

市東 ウッドのフェンスは色次第で雰囲気ががぜん変わりそう。

Blue. たしかに。オールドアメリカンも、南仏なイメージも目指せそう。女性や子どもにも喜んでもらいたいですね。

石川 ビーチな雰囲気が欲しくて敷地全体に砂を敷きましたが、今日のように強風だとかなり砂が舞いますね。コンテナ前の広いスペースはウッドデッキにして、奥へと進む直線エリアは芝にしてもいいかもしれません。

市東 いいね。デッキにファイヤーピットがあると最高!

Blue. プールがあるとドッグタウンな雰囲気になりそうだけど、夏しか機能しないしな〜。

石川 大きめのジャグジーならお湯も使えますね。広さ的にはヨガ教室などもできそうです。市東道場もコラボしましょう! あとは、この一直線の細いエリアをどう活かすか。奥行きは全体で100mほどもあるんです。

市東 奥まで行きたい、と思ってもらう工夫が必要だね。

Blue. 当初はティピを置くというアイデアもありました。

石川 そうなんです。しかしうれしい誤算でこの巨大コンテナと出会って、キャンパーを含めると居住スペースは敷地手前にほぼ集約されてしまいました。

80プロジェクト代表の石川さん(右)とシゲさん(左)。ふたりが歩いている一直線の細長いエリア(約70m)をどうするかが、ザ・コンベックスの個性となるはず

市東 実際に奥へ行くと静かでプライベート感があるから、ちょっと贅沢なチルスペースがいいな。

Blue. アウトドアリビングやパーゴラみたいな感じ、ですかね。たしかにキャンプ一区画くらいの程よい広さで、居心地もいいです。

石川 そういえば、先日うちのウルフドッグ2匹(前号で登場。超大型犬)を連れてきたら、喜び勇んで走り回ってました。この環境は犬好きともシェアしたいなぁ。

市東 犬にとっては極上の環境だろうね。しかも大型犬となると、気兼ねなく遊べるスペースってすごく限られてくるから。

石川 そうなんです。僕もけっこう苦労していて。だから大型犬の飼い主たちは全国的につながっていて、情報をシェアしあっています。コミュニティですね。

コンテナ側から入り口を見た角度。敷地のなかではいちばん広いスペースで、現状は砂浜だけど、今後の使い方次第ではウッドデッキにしてもいいかも、と石川さん
幅が約6m、奥行き約70mの細長い一直線の敷地。「奥まで行きたいと思わせるアイデアが必要だね」と市東さん。たしかに

Blue. サーフポイントが近い宿は全国あちこちにあるけど、犬がいっしょに泊まれるとなると、ぐっと選択肢が狭くなるんですね。

石川 はい。一方で犬を飼っているサーファーって、けっこう多いと思いませんか? そういう方々にも喜んでもらいたいですね。

市東 しかも、ここは犬だけが楽しむドッグランじゃなく、家族みんなが楽しめるところがいい。

石川 家族やグループで貸し切れる日、ドッグランとして開放できる日、ヨガや小イベントができる日、それぞれあるとベストですね。

Blue. なんか、サーフィンよりかなり犬寄りになってきましたが(笑)、方向性がちょっと見えてきたかも? 面白くなってきました。

BEFORE

企画スタート当時、初めて敷地を見に行ったときの全体像(1年前)。まだどこからどこまでが自分たちの敷地なのかもわからず、建築に関しては素人のBlue.やシゲさんは漠然としたイメージしか描けずにいた。こうしてみると、だいぶ前進したとわかる。ちなみに皆さんが立っている場所が、現在キャンパーが置かれている位置
キャンパーの位置は妄想スケッチの通り。しかし今回のトークを踏まえると、今後はかなりレイアウトが変わってきそう。それもまた楽しみ

80プロジェクト  @80.project

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