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ALEX LOPEZ
Fish
◎Shaper:アレックス・ロペス
◎Size:5’6″ × 20 3/8″ × 2 1/2″
◎Price:¥316,800〜(フィンなし)
◎Surfer:市東重明(175㎝/70kg)
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アレックス・ロペスはハワイ・マウイ島生まれ、オレゴン育ち。そして、父親はジェリー・ロペス。当然のごとく、幼い頃から家族でサーフィンやスノーボードを楽しんできた。青少年期を雪山で過ごしたアレックスはプロとして活躍するまでにスノーボードの腕を上げる。しかしその後、ふたたびウェイブライディングに熱中するように。さらに父の手ほどきを受けてサーフボードのシェイピングに目覚めた。
父親譲りのオーセンティックなラインに加えて、随所にオルタナティブなセンスが光るアレックス・ロペスのサーフボード。アレックスは当初オレゴンでシェイピングの腕を磨いていたが、サーフィンとサーフボードビルディングを追求するため4年ほど前にカリフォルニアへ移住し、自身のシェイプルームを構えた。そうしてサーフインダストリーの中心にいる同世代のサーファーやクラフツマンたちとのリレーションシップを広げ、インスパイアされたイメージから独自のデザインを日々かたちにしている。
アレックスのフィッシュは、クラシックなサンディエゴフィッシュへオマージュを捧げながらも、モダンショートボードの要素を取り込んだハイブリッドなデザイン。テールエリアにセットされたシングルコンケーブが水を後ろへと流すためスピード性が抜群で、適度なロッカー、ややダウン気味のフルレールと相まってしっかりとしたマニューバーを描き出すことができる。グライド感とパフォーマンス性を絶妙なバランスで持ち合わせた、幅広い波で性能を発揮してくれるシェイプだ。
IMPRESSION
「シェイプがきれいですね。浮力のバランスがいい。だから、とにかく乗りやすい。どこも違和感なくアジャストできました。乗り味は思ったより軽くて、小波でもきびきび動いてくれる。クラシカルなサンディエゴフィッシュというよりは、パフォーマンス性が高いデザイン。重めのフィッシュに乗っている人がさらにマニューバー性を求めるなら、このボードを選ぶといいんじゃないかな。あとショートボーダーとかね。トップで小刻みにボードを取りまわしたい人にとくに向いているフィッシュだと思います。乗っていていちばん気持ちよかったのは、トップターンやカットバックのとき。ターンが気持ちいいボードです。今日のフィンセッテイングは立ち気味のツインフィンだけど、キールフィンにしたらもっとドライブ性が増すはず。フィンによって乗り味を変えてもおもしろいでしょうね」
=Special Thanks=
ベイシック・プラスチック
0467-75-5474
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movie:Masataka Kiyono
photo:Pak Ok Sun
text:Jun Takahashi
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