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FIREWIRE
Sunday Helium Series
◎Shaper:ロブ・マチャド
◎Size:6’0″ × 20 1/4″ × 2 3/4″
◎Price:¥179.300(フィンなし)
◎Surfer:鈴木勝大(173㎝/64kg)
今回試乗したのはパフォーマンス性の高い6’0″。好みや用途に合わせて5’6″、5’9″、6’0″、6’4″、6’8″、7’0″、7’3″の中からレングスのチョイスが可能だ
今回はシングルフィンセッティングで試乗。ロブ・マチャドがデザインしたベースが広く、ややハイトが低めなフィンは、軽快ながらしっかりとしたホールド感を持つ
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最先端のマテリアルと魅力的なサーファー&シェイパー陣によるデザインにより、世界中で絶大な人気を誇るファイヤーワイヤー。つねに最新のテクノロジーを取り入れ、従来のサーフボードではなし得なかったレスポンスのよさ、スピード性を追求するファイヤーワイヤーの性能の高さは、ケリー・スレーターやロブ・マチャドといったカリスマプロサーファーたちをも魅了していることからもわかるだろう。また製造過程における環境配慮行動の徹底も特筆すべき点で、世界で唯一ISO認定を受けた自社工場を持つ次世代サーフボードブランドだ。
かつてショートボードのトッププロとしてワールドツアーに参戦し、現在はさまざまなデザインのサーフボードを乗りこなしながらサーフィンの楽しさを伝えるフリーサーファーとして活躍するロブ・マチャドは、ライダー兼シェイパーとしてファイヤーワイヤーに参加。ファンサーファーたちに向けて、ユニークかつ親しみやすい人気モデルを数多くリリースしている。
そんなロブがサンデーサーファーでも楽しく波に乗れるようにデザインしたモデルがサンデー。今回は、前回で紹介したミッドレングスタイプの7’0″とは違い、よりパフォーマンス性に特化した6’0″を試乗した。もちろんサンデーの特徴であるクルージング性も高く、シングル仕様のほかにもシングル+サイドスタビ、ロブお気に入りのツインといった多種多様なサーフィンスタイルを楽しめる点も嬉しい。マテリアルは変わらず、最新複合素材のヒーリアム。絶妙なフレックスとバウンドを両立したヒーリアムならではの波との一体感もこのボードの大きな特徴だ。
IMPRESSION
「全体的にフレックスがあって、反応が早いパフォーマンスシングルフィンです。シングルフィンって『ここまでしかボードを寝かせられないかな』という限界の位置があるんですけど、それがより深い。思いきりボードを寝かせてもフィンが抜けない安心感がある。フィンのワイズが広いからホールドしてくれるんだと思います。ボード自体が軽いので、ショートボーダーはすぐに乗れるはず。ロングボーダーは、パフォーマンスロングボードを乗っている人向けかな。ふだん重いボードに乗っている人はびっくりしちゃうかもしれませんね。とはいえシングルフィンなので、乗り味としては『あまり横に行くな、下に落とせ』とボードが言ってくる感じ。ボトム、トップと大きめのラインで乗っていくサーフィンが合っています。今日はたるくて速い波だったので、もう少し長さを出すか、ツインフィンセッティングでもおもしろそうでした。フィンセッティング次第でいろんな楽しみ方ができるのもいいところですね」
シングルフィンとは思えないほど波のポケットでの操作性が高い。「波のパワーゾーンでしっかりホールドしてくれるのでしっかり踏み込めます」
重量が軽く反応が早いので、急に掘れるようなセクションにも対応しやすい。シングルフィンセッティングでも高いパフォーマンス性を発揮してくれた
ターンの性能はご覧の通り。フィンセッティングをツイン、シングル+サイドスタビに変えればよりラディカルなターンも可能だ
=Special Thanks=
ファイヤーワイヤー・ジャパン
0463-20-9234
https://firewirejapan.com
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movie:Masataka Kiyono
photo:Yuichi Toida(Blue.Magazine)
text:Jun Takahashi
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