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TYLER WARREN SHAPES
Speed Egg
◎Shaper:タイラー・ウォーレン
◎Size:6’7″ × 20 5/8″ × 2 5/8″
◎Price:¥231,000(フィンなし)
◎Surfer:市東重明(175㎝/70kg)
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カリフォルニア州ダナポイントで生まれたタイラー・ウォーレンは幼少期より地元サーフチームに所属。多くのサーフレジェンドたちの薫陶を受けて育った。そんなサーファーとして恵まれた環境のもと、14歳という若さで初めてサーフボードをシェイプする。やがて高校生になると歴史あるホビー・サーフショップに通うようになり、伝説的なシェイパー、テリー・マーティンの指導のもとでシェイピングの技術を磨いた。
先人たちから受け継いだクラフトマンシップを守りながら、革新的なモデルを次々と創造するタイラーは乗り手、アーティストとしても超一流。誰にも真似できないスタイルで現代のサーフシーンを牽引している。あらゆるデザインのボードを乗りこなす彼はサーフボードを芸術的造形物として捉え、「機能するものは美しい。美しくないものは機能しない」と言い放つ。サーフヒストリーへの深い造詣、ハイレベルなライディングから得られる確かな感覚とアーティストとしての感性が高次元で融合したシェイプが特徴だ。
今回試乗したのは、タイラー・ウォーレンシェイプのベーシックなエッグボードのノーズエリアをシャープにしたスピード・エッグ。その名のとおり、よりスピードを追求したジャパンカスタムのモデルだ。コントロール性能とスピード性能が絶妙にミックスされたシェイプはタイラーならでは。ソリッドなコンディションで最大のパフォーマンスを発揮する。とはいえ、バランスがいいためデイリーな波でも乗りやすい。「扱いやすくて、楽に波に乗れる」というユーザーの大きな反響こそが高性能の証である。
IMPRESSION
「ロッカーがついていて、レールがマイルドなボキシー系なので、クラシカルなミッドレングスというよりはパフォーマンスに寄せたデザインです。だからとにかく動かしやすくて、取りまわしがいい。掘れたビーチブレイクやリーフブレイクでも対応できるはず。シングルフィンだけどコントロール性もあるので、ターンでサーフィンしたい人におすすめの1本だと思います。今日乗ったボードは自分には少しアンダーフローだったけれど、十分乗れましたね。7.5インチの小さめなフィンが設定されていたので、より小回りが利く感じ。体重がある人はもう少し大きいフィンを使ってもいいんじゃないでしょうか。ショートボードからミッドレングスにトライしたい人にとくにおすすめです」
=Special Thanks=
カイマナトレーディング
0466-25-9990
www.hobie.co.jp
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movie:Masataka Kiyono
photo:Pak Ok Sun
text:Jun Takahashi
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