Tags
1月22日、五十嵐カノア主演のドキュメンタリー・ムービー「Red Bull Surfing ‘No Contest Tokyo’」が、Red Bullの公式YouTubeチャンネルで公開された。
「No Contest」とはWSL 各カテゴリーの開催地を舞台に、レッドブル・アスリートがその土地に根ざしたサーフカルチャーをさまざまな視点で紹介するドキュメンタリー・コンテンツ。
本作品は2024年秋に東京、千葉、湘南などで撮影が行われ、五十嵐カノアによるサーフシーンを軸にしながら、渋谷スクランブル交差点や明治神宮、カノアの親戚が営む深大寺の蕎麦処など、東京の新旧文化の発信地を満喫する貴重な様子が収められている。 また作中では、大野“Mar”修聖や大橋海人、小林直海といった日本トップサーファー、またシークエンス・サーフボードの蛸操やY.Uサーフクラシックの植田義則といった世界に誇るシェイパーをフィーチャーされている。
作中、Blue.がとくに注目したのは湘南を代表するサーフスポット、七里ガ浜の駐車場での1コマ。大橋海人と小林直海が話をしているシーンをよく観ると、小林直海がサーフボードを積み、腰かけている車は国産旧車だった。
インターネットの台頭により、昔のモノの情報に辿り着くことが容易となり、レコードやフィルムカメラなどの人気がここ数年で急増。サーファーにとって切り離せない車も然り。’70~’80年代の車に興味を示し、クラシックなスタイルで海に向かう20代、30代のサーファーも増えてきていると感じる。
そこで先行特別上映会後の囲み取材で、「ヴィンテージカーで好きなモデルはありますか?」という質問を五十嵐カノアに投げかけてみた。
「大人になるにつれて、“ヴィンテージ”のよさが分かるようになってきました。いつか時間があるとき、往年のサーフフィルムのようにワーゲンバスの上にロングボードを載せて日本を隅々まで波を探すトリップをしてみたい。そのときはフィルムやビデオテープで撮影してみたりして……。いまはそういう時間はないけれど、いつの日か“アート性のあるサーフフィルムを作る”という夢を抱いています」
先行特別上映会の前日まで、ハワイ・パイプラインの波にチャージしていた五十嵐カノア。1月27日から開幕するWSL チャンピオンシップ・ツアーへの出場を控え、上映会の翌日には開催地のハワイへ向け、一息つく間もなく東京を飛び立った。
五十嵐カノアがいつか落ち着いた時間を過ごせるようになったときに、ヴィンテージカーで波を巡る彼の姿を見てみたい。
RAIN OR SHINE / 晴雨を問わずカジュアルに外遊びを楽しむためのプロダクト
Dec 4, 2024
MAVERICK FIGURES / 名山・谷川岳に根差した独自のクリエイティブを追求する
Dec 3, 2024
Mountain Surf EQUIPMENT / ファッション性を抑え機能性に徹するスノーウェア
Dec 2, 2024
Copyright © BLUE.ALL RIGHT RESERVED.