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素人シェイプで身の程を知る【工程編】

素人シェイプで身の程を知る【工程編】

#02
Glassing

塗って、塗って、また?
わかっちゃいたけど
道のりは長かった

マスキングのコツはピーンと伸ばすこと。と書いておきつつ、めっちゃ難しくて何度もやり直すわたし
あとでラミネートしたクロスを巻き込むことになるので、かなり内側までマスキングしておく
クロスはボトムが6ozで、デッキが6×6oz。まずはクロスを乗せてカット。これが思った以上にむずかしく、まっすぐ切れない!
色はブルーグレー。この段階では理想の色だったが、樹脂を混ぜて塗り広げたら薄まると後で気づく
塗料を混ぜた樹脂に硬化剤を入れてもらう。硬化剤の量は気温なども考慮するため河合さんにおまかせ
びびらず一気に塗る! 塗り広げるとぐっと色が薄まるとここで気づく。色づくりもまた職人の世界だ
乾燥待ちで5時間ほど待機。マスキングは半乾きくらいだときれいにはがしやすい
触って問題ない状態になったら続いてデッキ面のラミネートへ。手順はボトムと同様マスキングから
周囲に垂れたクロスにも樹脂を染み込ませ、しっかり巻き込むように塗っていく。楽しい!
河合さんから手のひらほどのクロスを渡され「これをばらして束にして」と言われその通りにする
束状にしたクロスを樹脂に浸してグルグル巻いたマスキングで山をつけたら、ロービングのできあがり!
乾燥のため再び5時間ほど待機した後、レールに沿ってマスキングしていく。次はホットコートだ
ホットコート用の樹脂はパラフィンを入れることで乾燥後は完全硬化し、サンディング可能な硬度を得る。一方で(下の写真に続く↓)
先にクロスを巻くときに使っていた樹脂は粘度が高く、乾いてもベタベタ。ゆえに剥離しずらく、しなりや弾力もあり、重ね塗りも効く。つまり、クロスを巻く樹脂とホットコート用の樹脂は、それぞれ異なる機能と役割があるということ。なお、写真はホットコートです
写真はホットコートを両面に塗布した状態。カットラップのラインもいい感じ!

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