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多くの愛用者を抱えるフランスや、台湾、香港など海外展開を加速させているグッドオンは、現在ヴィンテージ品として流通しているTシャツやスウェットなどの高品質かつ古き良きアメカジアイテムを独自に再解釈。メイド・イン・ジャパンのクオリティを持ってデイリーウェアを数多く展開する。
諸外国の目利きにも愛されるブランドの魅力は、創業26年に及ぶ歴史において培ったこだわりにあると言っていい。それは「国内生産のTシャツはボディが美しい仕上がりになりやすいのですが、グッドオンではあえてラフな風合いを大切にしています。顔料染めによるカラーのバリエーションは100色以上。しかもピンクなどひとつの色で10色ほどのアーカイブを所蔵しています」という同ブランドのマネージャー、丹羽洋介さんの言葉からも感じられる。
プロダクトはいずれも良質な生地と丈夫な縫製、身体になじむパターン、トレンドに左右されないデザインを持ち、腕を通してからも着るほどに色と風合いが育ち、徐々に〝自分だけのモノ〞となっていく過程を楽しめる。そうして愛着を深めていった結果、「これ、父親が着ていたカットソーなんです」という親子2世代にわたるグッドオンユーザーが、近年では数多く誕生している。
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創業26年。強いこだわりが生む究極のデイリーウェア
アメリカが大量消費時代に入る以前のTシャツやスウェットなどのカットソー製品は生地・縫製の質に優れ、何十年も昔の製品が古着としての価値を得ていまも多く残っている。このような製品の、いまもなお着続けられる丈夫なつくりや、愛着とともに増していく風合いに魅了され、ビーグッドカンパニーでグッドオンの製作がスタートしたのは1997年のこと。以来20年以上にわたり、「質より量を求める現代のアメリカにおいて、こだわった物づくりに対して熱くなってくれる工場や生地屋は存在するのだろうか?」といった難題をクリアしながら製品づくりに邁進。いつの時代も品質と技術に徹底してこだわり、両者のスタンダードを高めながら、“毎日袖を通したくなる究極のデイリーウェア”を生み出し続けている。東京・恵比寿にはブランドの魅力を体感できる直営店を展開。
■問い合わせ
グッドオンフラッグシップショップ
☎03-5725-5727
www.good-on.com
photo◎Kaoru Fujimoto
text◎Takashi Osanai
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