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こんにちは、Blue.編集部です。(勝手に)『STOKE HOUSE CHANNEL』レビュー by Blue.第2回。VISSLAを擁するSTOKE HOUSEがお届けする……などなどのチャンネルの基本情報については、ぜひ動画ともども第1回をご覧くださいませ。
それではさっそく今回のお題へ。
今回ご紹介する1本目はトーマス・キャンベルが主役です。
トーマスその人についての説明はもはや不要ですかね。サーフカルチャーへの影響力で考えたら、2000年以降では彼以上のアーティストはいないでしょう。ただし、本人の原点はスケートボーディングです。アートに隠喩されるシニカルなセンスは、そんな背景も少なからずあるのでしょう。
そんなトーマスの名を世に知らしめたのが『THE SEEDLING』(1999)、『SPROUT』(2005)、『THE PRESENT』(2009)という3つのサーフフィルム。なかでも2006年にスタートしたBlue.としては、『SPROUT』に特別な思い入れがありまして、この作品なくして「サーフボードはレングスに固執せず、サーフィンそのものを愛する」という創刊時からのコンセプトは貫けていなかったかもしれません。あと、アンドリュー・キッドマンの『GLASS LOVE』(2004)も双璧。
さて、そんなトーマスは現在、VISSLAのクリエイターズ&イノベーターズのひとりです。今回の動画では、トーマスはなんと陶芸に取り組んでいます。意外! と思ったら、どうやら初の試みではないようで。
というわけで、まずは動画を
「僕が陶芸を始めたのはハイスクール時代。その4年間はずっと続けていたよ。みんなでイリーガルなものを模倣したりして、よく先生に没収されていた。
今回の作品も笑えるだろう? バカげているようだけど、僕自身はとても気に入ってる。なにより、とても楽しかった。
学校で芸術を学ぶのは素晴らしいことだし、多くを得られると思う。でも、僕自身が歩んできた道はそれとは違う。DIYが根付くスケートボーディングの世界からアートに導かれていったから。
それは正統なアートの道とは言えないかもしれないけど、たまには知らないほうがいいこともあるよね。知らないからこそ常識から逸脱できたりもする。
これまでのアートワークも、ルーズなソーイングで動きを与えてみたり、すこし粗雑な表現で新しさを見出してきた。
また、壊したアートピースで再びいろんなカタチや生き物を生み出してみるのも、すごく楽しいね。
つまり、失敗を恐れるなということ。
失敗しても問題ない。その作品を切り刻んで、また組み合わせて、何度でも新しい作品を生み出せる。
それで人に笑ってもらえたら最高だし、その喜びはすごく純粋だ。
その笑顔こそ完全な成功で、僕がすごく期待しているものだ」
── Thomas campbell
映像でトーマスが作った “マッドフラッパー” たちは、これまでの彼のアートピース(ドロウイング)に登場するキャラクターたちに近いインスピレーションなのでしょうね。たしかにそれらは陶芸の王道とはまったく異なる空気をまとっていて、思わず笑ってしまう奔放さにあふれています。
が、すでにリリースされているのでご存じの方もいるかと思いますが、その作品を使って生み出された「VISSLA xTHOMAS CAMPBELL」コレクションを見れば、あぁやっぱりトーマス・キャンベルなんだな、と納得するはず。素直に、良いです。そしてアートでした。
全コレクションを見たい方はこちらへ。欲しいのいっぱい!
>>> VISSLA×THOMAS CAMPBELLコレクション
VISSLA JAPANから初の日本企画ウェットスーツが登場。これまでもインポートのウエットスーツはリリースされていましたが、満を持して、という感じでしょうか。
オールラウンダーの石井乃亜が動画で体現する通り、レングスを問わず似合うデザインというのはうれしいですね。ブランドを象徴するジェイドカラーがよく映えます。
オリジナル生地の「ECO SEAS」は、使用済みのペットボトルや製造工程で排出される屑などをアップサイクルして開発されたもの。一般的なリサイクル繊維のなかでも高品質で、高い耐久性と伸縮性を誇ります。インナーの中空糸起毛素材も保温性・速乾性ともにばっちり。
2022-23秋冬シーズンは「ロングチェストジップ」と「バックジップ」の2モデル展開。それぞれ3/3mmと5/3mmを選べます。首からの浸水をシャットアウトするインナーネックシールド(バックジップタイプ)など、オプションも各種ご用意。
環境にやさしく、暖かく、より良いパフォーマンスを。
オーダーは下記取扱店にてどうぞ。
>>> VISSLA Japan Wetsuits 取扱店舗をcheck!
それでは、また次回!
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