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市東重明と瀬筒雄太が口をそろえた「両極に乗る」ことで得たもの。【STOKEHOUSE CHANNEL × Blue.コラボ企画】後編

市東重明と瀬筒雄太が口をそろえた「両極に乗る」ことで得たもの。【STOKEHOUSE CHANNEL × Blue.コラボ企画】後編

こんにちは、Blue.編集部です。お待たせいたしました。市東重明と瀬筒雄太、2人のオールラウンダーを迎えてお届けする、STOKE HOUSEチャンネル×Blue.コラボ企画【後編】です。

>>>前編を見ていない人はこちらから

共にレングスを問わないオールラウンダーでありながら、シゲさん(市東重明)はショートボード、雄太くん(瀬筒雄太)はロングボードのプロフェッショナル。仮に同じレングスのミッドレングスに乗ったとしても、その波へのアプローチはまったく違います。
そんな、ふたりをキャスティングさせていただいた観点に関しては【前編】の映像や記事で紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

後半も引き続き2人のフィロソフィ全開。ともに7’後半のミッドレングスを持ち出し波をシェアするサーフセッションと合わせてお楽しみください。

ふたりが共鳴した「両極に乗る」というオールラウンダーへの最短ルート。それは正直、簡単なことではないですが、本当に大切なのはそれ以降のトーク。

「彼らだって理想を追う過程で何度も失敗し、試行錯誤を繰り返している」
「同じサーフィンでも、ロングとショートは別物」
「ショートボーダーはロングボーダーの気持ちが、ロングボーダーはショートボーダーの気持ちが理解できるようになる」
「自分自身の幅が広がる」

これって、すごく意義ある回答だと思います。そして、彼らだって最初からスタイルマスターなわけじゃなく、失敗から多くを学び、今があるわけです。

Shigeaki Shito
Yuta Sezutsu

Blue.は誌面を含めてたびたびオールラウンダーをテーマに企画を実施してきましたが、最たる理由は「波に合わせて多様なボードに乗ることで、サーフィンで得られるあらゆるフィーリングを体感できること。それにより、ボードカテゴリーに対する偏見がなくなり、理解が深まること」に尽きます。

日本はどちらかというとショートボード文化が軸になっていると思いますが、ショートのプロフェッショナルであるシゲさんが「ロングボード、めちゃくちゃ奥が深いから」と言ってくれるって、すごく大きなことだなぁと思います。

ちなみに、クラシックなロングボードを愛するロガーたちは、 「難しいことを難しく見せない。重くて長いログを最小限の力と動作であやつる」ことをひとつの美学としています。ジョエル・チューダーや雄太くんのライディングなどは、まさにそう。派手さがないから、その技術に気づきづらい。

今回のセッションでも、雄太くんはウォーキング以外にも、カットバックからさらっとスタンスをスイッチしたり、テイクオフ前のフェイドでフィールドを広げていますが、なんの気なく見ていると見逃してしまうかもしれません。難しく見せないからです。

一方で、そんな雄太くんはショートボードの難しさを語り、リスペクトしています。ロングボーダーとショートボーダーがお互いの魅力を知り、リスペクトしあう。これって本当に大事です。それがわかるのは、シゲさんや雄太くんが両極の世界を知っているから。

ミッドレングスがひとつのつなぎ役となり、これからますますボードカテゴリーに捉われず、サーファー同士の理解が深まることを願ってやみません。

シゲさん、雄太くん、あらためて素敵な言葉の数々、ありがとうございました。

リスペクト!

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https://www.vissla.jp/

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