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THE CONVEX by 80PROJECT
第6回:サーファーと犬の楽園
千葉県九十九里某所。朝日が昇り、霧が光をやわらかく拡散するその景色はまるで南国。地方の土地を有意義に活かす、というコンセプトのもと、80プロジェクトが手掛けるザ・コンベックスの全貌がすこしづつ見えてきました。今回、アドバイザーの市東重明さんは市東道場が盛況につきお休み。代表の石川さんと、2匹の愛犬と共に現状の様子をお届けします!
Blue. わ、なんか一気に南国な感じですね!
石川 植栽を入れました。あとはウッドデッキでコンテナとキャンパーをつないだり。
Blue. 植栽とデッキでこんなに雰囲気が一変するものなんですね。日本じゃないみたい。
石川 どちらも葉山(神奈川)の造園屋さんに手掛けてもらいました。僕からのオーダーは「古びた海小屋のような雰囲気」というくらいだったんですが、デッキに高低差がついてたり、椰子のパラソルがあったり、かなり楽しんでやってくれたというか、最初の打ち合わせとはだいぶ違いますね(笑)。が、結果いい感じです。
Blue. 外観はこれで完成ですか?
石川 いや、ウッドのフェンスは色を付けたいし、デッキにジャグ
ジーも置きたいです。あとはデッキ以外の敷地。現状はビーチ感を出すために砂を敷いてあるのですが、雨が降ると砂の色が沈むのと、女性などは靴の汚れを気にされる方もいるので、一部は小石の道をこしらえようかな、とか。
Blue. ブルーとホーリー(石川さんの愛犬。狼と犬の交雑種ウルフドッグ)は今のままでもご機嫌みたいですけどね。2匹は何キロですか?
石川 ブルーが42キロ、ホーリーが50キロです。1才3カ月。
Blue. でかっ!
石川 前回も話しましたが、大型犬は一般のドッグランだと、他の犬がびっくりしちゃって施設によっては入場できなかったり、街を散歩していても怖がる人がいたりで、気を使うシーンも多いです。しかもブルーとホーリーは超大型犬なので、日々の散歩などは人がまばらな朝4時くらいを選んでいます。なので、こうして気兼ねなく遊びまわれる場所があると本当に重宝するんです。
Blue. ブルーとホーリーにとってはまさに楽園ですね。
石川 海も近いから、大きさに関わらず犬を飼っているサーファーの皆さんにとっては最高の環境だと思いますよ。もちろん、サーファー単独でもおすすめですが。
Blue. このプロジェクトをスタートした頃は、ブルーとホーリーはまだ石川さんと出会ってなかったんですよね。だから当時は犬が喜ぶというキーワードはなかったけど、自然な流れで有意義な方向に進んでますね。やっぱりライフスタイルが反映されるって空間づくりにとっては大切だな。うわべだけのデザインじゃなくなるから。
石川 実際プライベートでもここへ来て、2匹を遊ばせながら僕は仕事をしていますしね。完成したら、お客さんにも同じように使ってもらえたらいいなと思ってます。
Blue. コンテナとキャンパーはこれから着手ですよね。何人くらいでシェアできますか?
石川 コンテナは今後キッチンやお風呂、トイレを設置します。キャンパーと合わせて、ゆとりを求めたら宿泊だと5人くらいですかね。詰めればもう少し。屋外メインで日中を過ごす分には、もっとたくさんの人でシェアできます。フェンス外の駐車スペースも10台分くらいありますよ。
Blue. ファイヤーピットの焚火を仲間と囲むのも楽しそう。Blue.的には海外からサーファーが来たときにぜひ使ってもらいたいです。絵になりそう。うん、イメージがむくむく湧いてきました!
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