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新コンセプト“CABIN(キャビン)”シリーズは、
漆黒のガルバリウムと無垢材を組み合わせた外観、
LDKからフルオープンのサッシを経て木製デッキのカバードポーチへと繋がるアウトドアリビング、
さらに蹴り込みのない鉄骨階段と組み合わせた広い玄関土間、
そして住まい手の想像次第で変幻自在なマルチガレージ……
この4つが大きな特徴の、2フロア住宅である。
白やライトグレーなど、爽やかな色みを基調としたカリフォルニアスタイルのシリーズとは対照的に、キャビンはその単語の持つ意の通り、森のなかの小屋や船舶の客室を重層的にイメージさせるとても落ち着いた住空間だ。
玄関ドアをくぐると突然現れる吹き抜けの大空間。
2階へと続く鉄骨ササラの階段は間違いなく屋内のアクセントのひとつだろう。ログだってラクラク立てかけておける天井高もあり、土間は深く奥の壁まで続いている。ワックスアップも余裕だし、趣味のグリーンもたくさんディスプレイできそうだ。
ガレージへは、外の電動シャッターか土間から繋がるスライドドアで出入りできる。
潮風から相棒のサーフヴィークルを守ってくれるのはもちろん、雨に濡れることなく子供の送迎やショッピングの荷下ろしができたりと、住まい手に優しいスペースになっている。
しかしラックスは、このガレージをさらに豊かなスペースとして提案している。
例えば、パパのDIY基地として、雨の日の子供たちの遊び場として、またママのフラワーアレンジメント教室のレッスン空間として……。
想像次第で十人十色なスペシャルスペースに生まれ変わるポテンシャルを持っているのが、このマルチガレージだろう。
サーファー目線で見れば、外シャワーはデフォルトで完備され、そのままガレージを抜けて直接バスルームへと続く気の利いた導線を確保してある。
家族の朝の時間を邪魔せず、波間でさっぱりしてから朝の食卓を迎えられる毎日を、ぜひイメージして欲しい。
さらに、家で仕事をする機会の増えたニューノーマルなライフスタイルに合わせて、2階の一角に小さなワーキングスペースを確保した。あえて部屋として区切らず、ベランダの窓辺や階段の吹き抜けとこのテレワークスペースとを緩やかに繋げてある。
一見無駄に感じてしまいがちな余剰空間にこそ、人の心を豊かに保つ秘訣があると、ラックスは考えている。
仕事がひと段落したら1階のリビングで家族と過ごそう。
壁や扉の仕切りのないLDKは約20畳。フルオープンのサッシを全開にして屋外のデッキと繋げられ、その先にも車が3台置けるカースペースが確保してある。近しい友人家族を招いてのホームパーティなんていうのもお手のものだ。
本物件にこの開放感を組み込めたのには、住空間に対するラックスのちょっとした常識の変換がある。
従来の考え方でいけばリビングは南向きというステレオタイプがあるが、キャビンの場合、方角に依らず隣接する道路側に敷地を開くことで大きな開放感を生み出した。
確かに、せっかくのリビングからの景色が、前の建物の苔生した裏壁じゃ、南を向いてる意味さえあまりない。
「実は一般的な建売住宅の間取りって、この数十年あまり変わっていないのが現状です。暮らし方は時代とともにこんなに変わってきているのに」
現代人が求める深層のニーズを汲み取りながら、住まい手がいまよりもっと充実できるライフスタイルの下地をつくり上げることができれば……。
ラックスの代表・小川さんはそう真摯に語ってくれた。
***
DATA
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種別:建売住宅
構造・規模:木造在来工法2階建
敷地:159.97㎡(48.3坪)
建築:76.43㎡(23.1坪)
延床:106.40㎡(32.1坪)
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